pono

2025/01/17 12:42

彼は、寝る間もない多忙な日々を送っていました。

それでも湯船に浸かる時間だけは欠かしませんでした。

彼を少しでも労わりたくて、私はラベンダーの香りの入浴剤を毎晩浴槽にそっと置きました。

翌朝、なくなっているのを見るたびに、「今日も頑張って仕事に行ったんだな」と、少し安心していました。

そして彼はこう言ってくれました。

「ラベンダーの香りで緊張も緩んで、また頑張ろう!と思えてたよ。ありがとう」と。

会える時間が少なくても、想いを伝える方法はあり、何気ない会話や日常には沢山の幸せがあると気づけた瞬間でした。

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